高騰する医療費
医療保険の必要性の1つに、『医療費の高騰』があります。
万一病気で入院したり、癌などを患ったり、寝たきり状態になると高額な医療費の負担が心配されます。
また、入院する病室で保険が適用されるのは6人部屋のような一般室です。しかし、入院が必要となった際、一般室が空いていないため に、個室に入院するしかない場合もあります。その場合でも個室などに入院した場合の差額ベッド代は、全額自己負担となってしまいます。
医療の進歩などにより、平均在院(入院)日数は減少しています。近年、入院を伴わない外来(通院)での治療が増加傾向にあり、先進医療も例外ではありません。
医療費高騰の原因
- 先進医療技術の発達
- 医療技術の進歩は著しいです。これまで治らなかった病気が治ったり、救えなかった命が救えることも増えてきました。しかし、これら最新の医療技術や薬を用いる先進医療には保険診療の対象とならないことが多いのです。
一般の保険診療では患者の医療費負担は3割ですが、先進医療では全額患者負担になります。
(※「先進医療」とは、厚生労働大臣が認める医療技術で、医療技術ごとに適応症(対象となる病気・ケガ・それらの症状)および実施する医療機関が限定されています。また、厚生労働大臣が認める医療技術・適応症・実施する医療機関は随時見直されます。)
- がんの増加
- 医療技術の発達で多くの病気が克服されていますが、がんの患者は増加傾向にあります。もちろん、がんも不治の病でなく早期発見によってがんも克服できる時代になりました。しかし、がんに罹ると医療費は格段に増加します。最新の医療を受けることもあり医療費は高くなります。
- 生活習慣病の増加
- 生活習慣病とは、毎日の思わしくない生活習慣の積み重ねによって引き起こされる病気で、日本人の2/3が生活習慣病で亡くなっています。
生活習慣病は ・糖尿病 ・脳卒中 ・心臓病 ・脂質異常症 ・高血圧 ・肥満 があります
メタボリック症候群という言葉が一般によく使われます。メタボリック症候群は肥満とともに糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症などを抱える人をいいます。最近は、中高年に限らず20代前後から生活習慣病に罹る人が増えています。食生活が欧米化したり、運動不足、ストレスなども生活習慣病の原因といわれます。
医療保険の必要性
思わぬ病気にかかり、家計が破綻する前に&大切な貯金を守る為に、適切な医療保険に加入されてはいかがですか?